共通の敵を作ることで好きな子と仲良くなる方法

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戦国時代の話です。

ある大名に優秀な部下が2人いたのですが、この2人に揉め事が起こりました。仲間内でいがみ合い、軍が真っ二つに分かれてしまう事態に陥りました。

その時、この大名がとった策は何だと思いますか?

外に敵を作ったんです。共通の敵を作る事で、協力させ、内部の亀裂を見事消し去りました。

どんなにいがみあっていようともそれをいとも簡単に仲良くさせてしまうのが「共闘」という考え方です。

ここでお話する「語り」のゴールは「共通の敵」です。女性と敵を共有する事で2人の距離を縮めるテクニックです。

以前スポーツ観戦が大好きな女性と知り合った事があるのですが、特にフィギュアに目がなくて、テレビ放送を録画して何回でも見るようなコでした。

選手で一番好きなのは浅田真央だったんですが、逆に安藤美紀が嫌いでした。 何で嫌いなのかというと、言い訳がましいという事でした。

私は自体はフィギュアには余り詳しくなかったんですが、そのコを狙うにあたって、ちゃんと番組を見ました。

そして、こんな会話をしてみました。

男性:「一昨日、フィギュア見たんだけどさ」

女性:「あ、見たんだ」

男性:「そうそう、浅田真央と安藤美紀も出てたじゃん、 どっちも入賞できなかったけどさ」

女性:「うん、出てた出てた」

男性:「そんで、試合後のインタビュー見ててさ」

女性:「うん」

男性:「安藤美紀は今日は調子が悪かったとか、リンクの状態がどうとか、 言い訳ばっかしてんだよ」

女性:「あー、だよねー」

男性:「そうそう、浅田真央は、自分が未熟でしたって潔くってさ、 あの若さですごいなーと思ったんだけどね」

女性:「そうそう」

男性:「安藤美紀は自分の事しか考えてないって感じだね、 才能はあるんだろうけど、あれじゃ伸びないよね?」

女性:「そうなのよ、だってさ…」

この女性の敵を共有してあげた事で、強い共感が生まれています。この後女性はひたすら気持ち良く喋りまくっていました。

共闘で気を付けるべき点は「愚痴」にならないようにする事です。

例えば、共通の敵として「上司」をあげた場合、語る中で「マジ残業ばっかさせやがって」と愚痴を言ってしまうと、仕事のできないネガティブな人間という印象を与えてしまいます。

個人的には仕事に関する話題は取り上げないようにした方が良いと思いますが、とにかく、第三者の視点から見た、冷静な語りが必要になると覚えておいて下さい。




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