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正反対のベクトルを混ぜる事で矛盾を作り出し、「不明確」をつくり出す方法があります。これは笑いにも繋がるので、一石二鳥です。

こんな会話です。

女性：「明日仕事行きたくないなー」

男性：「何か嫌な事でもあんの？」

女性：「うーん、実は問題が起きててさー」

男性：「どんな事？」

女性：「うーん、まあ難しい問題だからさ、大丈夫だよ」

男性：「オレのカウンセリングは１時間１万２千円なんだけど、特別に聞いてあげよう」

女性：「えー、そうなの？（笑）じゃあお願いしよっかな」

男性：「言ってみ」

女性がイマイチ踏み込んで来てくれない時、敢えて否定的なハードルを見せる事で、相手はスムーズに懐に飛び込んでくれるようになります。

「オレのカウンセリングは１時間１万２千円なんだけど」
という拒否の反応と、
「特別に聞いてあげよう」
という受け入れの反応が矛盾を起こし、女性を行動させます。

また、言動と行動で矛盾を作り出すテクニックもあります。ある女性とファミレスに入った時の会話です。

女性：「ドリンクバー取り行こっか？」

男性：「ん？それくらい男が取りに行けって？」

女性：「いやいやそんな事言ってないよ」

男性：「本当人使い荒いなー、ドＳなの？（と言って立ち上がる）」

女性：「えー、私も行くから」

男性：「いえいえ、お嬢様はお待ち下さい」

単にドリンクを運んであげてしまうと、女性に屈した事になってしまいますし、普通の反応では心は動きません。

言葉で否定しておきながら、女性のために動いてあげるという行動が「不明確」を作り出し、女性を喜ばせます。